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プログラムの実施体制

大学病院連携型高度医療人養成推進事業”山陰と阪神を結ぶ医療人養成プログラム"の実施体制について

プログラムの実施体制


プログラムの実施体制

各大学病院のコーディネータが中心となり、大学間、関連医療機関、診療科等間との調整を図り各大学病院のキャリア形成支援部門と協力して研修者のためにより良いコースを企画、運営する。
また、4大学合同評価委員会でプログラム全体の評価を行い改善等を検討する。


1.連携する各大学病院の役割分担

連携する大学病院においては、コーディネータが中心となり、自大学病院及び関連医療機関の優れた特長を十分に踏まえて、プログラムの企画・立案、実施、評価と改善策の策定を行い、申請担当大学及び他連携大学間との人材交流等の調整を行う。
また、本プログラムに参加する各大学の関連医療機関におけるプログラムを統括し、人材交流等の調整を行う。 本プログラムに関与する大学及び関連医療機関における専門医・臨床研究者養成コースについては、各大学が責任をもって管理・運営を行ない、教育環境・指導体制の整備・充実に努めることとする。各コースの評価を定期的に行い、研修または研究を実施する上で問題が生じた場合は、すみやかに申請担当大学に連絡して改善策を講じる。
また、報告書の作成、評価委員会、FD、シンポジウムの企画・実施については、申請担当大学と連携・協力して行うものとする。


2.各大学病院・関連医療機関等の連携体制

各大学は関連医療機関との間ですでに循環型の専門研修を行なっているが、現在は循環させるための医師が不足している状況にある。本プログラムで増加した専門研修医を受け入れる医療機関と大学のコーディネータが従来以上に密接な関連を保ち、双方が補完しながら協力して専門研修を実施する体制を構築する。大学のコーディネータあるいは指導医は、定期的に関連医療機関を訪問して、関連医療機関の教育環境・指導体制を確認し、専門研修医の評価も聞きながら実効的な専門研修が実施されているかを確認する。大学病院と関連医療機関のみならず県行政等(医療対策課医師確保対策室など)及び地域住民との協働にて質の高い専門研修が実施できるように努める。また、大学及び関連医療機関の指導医には、開催されるFD、シンポジウム出席を義務づけて意識改革を図る。


3.指導体制

各大学病院及び関連医療機関における指導は、病院長、コーディネータ(または研修担当者)、コース責任者等のもとで、研修現場の診療科上級指導医等(アテンディングまたはメンター)が専門研修医の指導にあたる。また、臨床研修者の専門医大学院コースにおいては、各コースにおける担当責任者が指導にあたる。 専門研修医は、上級指導医等より指導を受ける一方、同コースにて研修する初期研修医や臨床実習を行なう医学生の指導にあたる屋根瓦方式をとり、チーム医療の実践における役割を担う。
島根大学では、卒後臨床研修センターと地域医療教育研修センターに加えて新規に立ち上げた病院医学教育センターをキャリア形成支援センターの中核として指導機能を充実させる。ここでは医療安全管理も担当しており安全管理マネジメント体制は充実している。他の3大学でも医学部総合医学教育センター等をキャリア形成支援センターとして活用する。


4.評価体制

本プログラムに参加した専門研修医・臨床研究者及び指導にあたった指導医からプログラム・指導及び研修に対する評価の提出を義務づけ、これらの評価は、申請担当大学、連携大学のコーディネータが集計・解析し、FDを通じてフィードバックするとともに、次年度からのプログラム改善に資する。また、外部委員を含む評価委員会を毎年実施し、本プログラムに対する評価を実施する。


5.プログラムの成果

本プログラムにより、4大学における専門医研修者及び臨床研究者数の増加が得られれば大学機能の向上につながると共に、地域の関連医療機関にも専門研修医を循環することで崩壊している地域医療に対する医療支援ができる。特に、将来の地域の医療の重要な担い手となる総合医および不足分野の専門医の養成は地域医療に大きく貢献するものと期待される。また、大学間の人事交流により医療支援における相互援助の推進が期待できる。


6.検証と改善

本プログラムの策定により、従来から課題となっていた単一大学における症例の偏りや経験症例の不足などが解消または軽減されると共に、専門研修医が循環しながら希望する他施設での研修が可能となる。また、大学院単位互換によって、一大学における研究活動だけでなく他大学における先進的あるいは専門性の高い研究能力についても獲得することが可能となり、リサーチマインドをもった臨床研究者養成に大きな弾みとなる。実際に連携コースに参加して当初の目標通りの成果をあげた人数、また専門研修でレベルアップが図れたかどうかの検証を行う。さらに、高度専門医、臨床研究医の養成により大学病院の医師が増加し、マンパワーを蓄積して循環型地域医療支援体制が確立できるかどうかが検証のポイントである。

更新日:2009-07-08

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